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資産管理電卓(LineCalc)V1.2.28.0公開 [資産管理電卓(LineCalc)]

資産管理電卓(LineCalc)V1.2.28.0を公開しました。

https://linecalc.blog.ss-blog.jp/LineCalcDownload

・dbg 配列別表示、コンテキスト表示対応
・prc 内部関数で複数同時起動すると例外が出て落ちる不具合対応
・Edge 版 web 内部関数でまれに固まる不具合対応
・関数呼び出しのパラメータスキップ対応
・appenddim 前追加対応
・mvpos 多次元配列、移動位置不具合、高速化対応
・dimidx 対応
・配列[::式]アクセス対応
・配列代入で初期化されない不具合対応

dbg 関数で大きな配列が定義されていた場合表示に時間がかかっていたのを配列だけ別表示するようにしました。
配列名というドロップダウンリストで選ぶと配列の中身が表示され、以外は ID[配列] と表示されます。
配列全展開チェックボックをチェックすると配列は従来と同じように展開されます。
表示の速度も高速化しました。
また、変数IDが表示されている行を左ダブルクリックすると変数の内容をコンテキストリソースIDとしてコンテキストリソースの内容を表示するようにしました。
展開前の配列IDの行を左ダブルクリックすると別ウィンドウで配列の内容を表示します。

prc 関数で並列に複数実行した場合並列実行が終了するタイミングで例外が発生することがあり修正しました。

Edge 版の web 関数でwebリソースを作成、消去を繰り返すとまれに画面が固まることがあり Edge のプロセス作成を1回だけにする対応を行いました。
Edge 版 web リソースを作成する1回目に Edge の管理プロセスが作成され、あとは使い回されます。

関数呼び出しで式を省略してパラメータの部分無指定ができるようになりました。

{
 fnc(tes, print(isdef(@1) & isdef(@2))), 
 tes(,1)
}

上記では第2パラメータだけ指定して、第1パラメータを省略しています。
内部関数では部分スキップはできません。

appenddim の第3パラメータに1を指定すると前に追加できるようになりました。

{
 tmp = [1, 2, 3],
 appenddim([4, 5],tmp, 1), // 前に [4, 5]を追加
 ford(tag,tmp,lprint(tmp[tag]))
}

45123と表示されます。
第3パラメータは省略するか0で後ろに追加されます。

mvpos を多次元配列に使うと正常に動作しない不具合を修正しました。
移動先が移動元を削除した後の移動先になっていたのを移動する前の位置に変更しました。
先に移動元を削除すると移動先の位置が移動してしまい使い勝手が悪いためです。
また、高速化を行いしました。
mvpos に与える位置はコンテキスト内の絶対位置で配列内の位置ではありませんので注意必要です。
dbg で変数を表示して確かめられます。
配列要素は1変数として扱われています。

配列の先頭からの位置(0始まりの配列ごとの位置でコンテキスト内の位置ではありません)を指定して配列のインデックスを得る関数を作成しました。
 tmp = ["foo"::1, "taa"::2],
 lprint(dimidx(tmp,0))

fooが表示されます。
sort などでソートした場合はコンテキスト内での位置が変化してインデックスは変わりません。
先頭、終端等位置からインデックスを得る場合使用できます。

簡便に配列に位置でアクセスできる [::式] アクセスに対応しました。
{
 tmp = ["foo"::1, "taa"::2, "yaa"::3],
 print(tmp[::1]) // 2番めの値を表示する
}

上記ではインデックスではなく ::式 により位置で配列にアクセスしています。
位置はコンテキスト内の絶対位置ではなく配列ごと0始まりです。

{
 print(""),
 tmp = $dat_kawase, // $dat_kawase は為替値が入っている配列
 sort(tmp),
 for(cnt, 0, 9, 1, 
  {
   lprint(cnt & ":" & tmp[:: cnt] & "\n")
  }
 )
}

私の環境では $dat_kawase に日毎の為替の値が入っていますが、上記で最小値を10番目まで表示させています。

{
 print(""),
 tmp = $dat_kawase, // $dat_kawase は為替値が入っている配列
 sort(tmp),
 for(cnt, 0, 9, 1, 
  {
   lprint(cnt & ":" & tmp[:: -cnt - 1] & "\n")
  }
 )
}

上記のようにマイナスの値を指定することで配列の最後から表示させることも出来ます。
-1 で一番最後です。

配列定義で配列を代入する際に代入先配列が上書きされ、元の要素が消されていなかったのを削除するように対応しました。

資産管理電卓 v1.2.28.0 の説明は以上です。

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