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資産管理電卓v0.16.35.0 追加機能説明13 [資産管理電卓(LineCalc)]

資産管理電卓v0.16.35.0 追加機能説明の続きです。

・hamean(ID(配列名)[,開始インデックス[,終了インデックス]])
 ヒストグラム配列の算術平均値(Arithmetic mean)を返す

・hgmean(ID(配列名)[,開始インデックス[,終了インデックス]])
 ヒストグラム配列の幾何平均値(Geometric mean)を返す

・hhmean(ID(配列名)[,開始インデックス[,終了インデックス]])
 ヒストグラム配列の調和平均値(Harmonic mean)を返す

・hmed(ID(配列名)[,開始インデックス[,終了インデックス]])
 ヒストグラム配列(インデックスが値で値が度数)のメディアン(中央値)を返す

・hdis(ID(配列名)[,開始インデックス[,終了インデックス]])
 ヒストグラム配列の分散(dispersion)を返す

h が頭についた関数はヒストグラム配列を扱う以外は h が頭についていない関数と同等です。

ヒストグラム配列とはヒストグラムを配列で表現したものです。
配列のインデックスを値としてその個数を配列の値として持ちます。

seq(
 letdim(foo , 50 , 10), /* 50 が10個 */
 letdim(foo , 100 , 20), /* 100 が20個 */
 letdim(foo , 150 , 15), /* 150 が15個 */
 hamean(foo) /* 平均を求める */
)

上記だと 50 が10個、100が20個、150が15個ある全体の平均値を求めます。
ヒストグラム配列は配列のインデックスを値として持つため値はプラスの整数しか扱う事が出来ません。
個数もプラスの整数のみです。
一般的なヒストグラムでは値に範囲を持つことがありますが対応は出来ていない為近似値で表現する必要があります。

cov,cor にはヒストグラムに対応した関数は用意できていません。

普通の配列でヒストグラムを表す場合は、
seq(
 letdim(foo , 1 , 10), 
 letdim(foo , 2 , 10), 
 letdim(foo , 3 , 20), 
 letdim(foo , 4 , 20), 
 amean(foo) /* 平均を求める */
)

上記のように同じ値を複数持たせれば表現できますが全体の大きさが制限されます。

これでv0.16.35.0 追加機能説明は終わりです。

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